ひろこのちょこっとブログ: いとこの結婚式でハワイへ＜出発前編＞: SSブログ

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いとこの結婚式でハワイへ＜出発前編＞　[おうちのこと] [編集]

昨年の11月だか12月くらいのこと。

叔母から電話がありました。
いとこが結婚！しかもハワイで挙式すると言うんです。

マジ～？マジ～？マジ～～～♪
テンションはあがりました♪
そっかーハワイかー←結婚するのかーじゃなくてハワイ

でも、それも最初のうちだけ。
手放しで喜べない事情がありまして。
それは母のこと。

何年か前から母はアルツハイマー型の認知症になりました。
今年に入ってから、去年よりも悪くなり（まあ、治る病気じゃないから悪くはなっても良くはならないんだけどさ）、
新しいことが覚えられない病気だし、知らないところに連れて行って大丈夫だろうか？
長時間の移動に耐えられるだろうか・・・？
・・・とか、ハワイへ連れて行くにはいろいろと不安要素が多い。

出発１ヶ月前くらいに薬の量を増やした影響なのか、いろいろと問題が発生しまして。
ギリギリになって、妹と「行くのやめようか・・・」って話までしたくらい。
結局、薬の量を減らしたら少し落ち着いたようなので、大丈夫そうかな・・・

出発前日から会社休みにして準備開始！（とか言って夜野球観に行ってりゃ世話ないが）

しかし！！！！！

まさかの台風直撃！！！

出発当日、午前中に旅行会社から電話が。
23:55発→5:35発に変更になります、とのこと。

ひゃ～・・・台風恐るべし・・・
・・・欠航にならなくて良かったって思うしかない！！！

チェックインカウンターは明け方4:00までだそうなので、結局のところ夜中、しかもいちばん台風がひどい時に出て行くしかない。

その後、またまた電話があって、5:35→6:35に変更・・・
そちらはどんな感じですか？と聞かれました・・・
え、知らないの？てか当たり前か・・・旅行会社九州だし・・・
こっちはこれから暴風域なんです～・・・
それでもチェックインカウンターは4:00までで変更なしとのこと。いずれにせよ、夜中に出て行くしかない。
こんなドタバタ・・・私と妹は大丈夫だけど、母上は大丈夫だろうか？

車で一度実家に行って、3人で車で羽田空港まで行くため、自宅を19:30くらいに出発。
確かにその時点でも雨はけっこう降ってたけど、実家に着いた時が風が強くてびっくり！！！
妹が「おねえちゃん早く来て～！！！って思ってたよー！！」って心配してました。
んー、確かに私もたどり着くまでものすごい不安だった

いろいろ話したり、妹のスーツケースに入らなかった荷物を私のスーツケースに入れたりなんやらかんやらして、一眠りしてから1:00に出発。
早すぎるのはわかってるけど、何が起こるかわからないし、ホント早めに出ることに。
こんなお天気の中だから、２人乗せて車を運転するのはすごい不安。
今さらだけど、父の気持ちがわかる。

昔、九州の祖父母のところに行く時に「お父さんがカリカリするからちゃんとしてね」って母に言われたことがあるんだけど、その時の母の言い回しがおかしくて、妹と大ウケ
父がカリカリしてるのを見ると、そのことを思い出してこっそり笑ってた←完全に逆効果
家族に何かあったら大変だし、きっと守ろうとしてくれてたんだね。
そんなことも知らず、娘たち脳天気だしね（＾＾；；
父が亡くなってからもう15年以上経つけど、初めてそんなことに気づく。

2人分の命も預かってるんだから、なんかあったらほんと大変。
さすがの私も、神頼みならぬ仏頼みで、出発前に仏壇の前で手を合わせた。

ところが、驚いたことに出発直前、さっきまで窓の外からがたがたぴゅーぴゅー聞こえてた風の音が止まった！
台風の目に入ったのか？？
自宅前に車を回すべく外へ出ると、風はまだそれなりに強かったけど、雨はほとんど上がってる！！！

奇跡だ！！！
これで視界はクリアー！風も少しおさまってるし、ちょっと安心！！！
お父さんが守ってくれたのかな・・・

実家から羽田へ行くには、東名→保土ヶ谷バイパス→湾岸線が最短。

湾岸線が通行止（まあ、台風が来た時点でこうなることはわかってた）なので、下で行くしかないかなー・・・とか思ってたんだけど、横羽線で行けるってことを忘れてた！
川崎に住んでた頃は横羽線使って羽田行ってたんだよなー。懐かしい。

そんなこんなで、2:00には羽田に到着！

チェックインを済ませたら、お食事サービス券がもらえた！
遅れて申し訳ありませんとのことですが・・・さすがにこれは仕方がないでしょう。お天気には勝てません。
航空会社も大変だ。

出国手続きを済ませて、もらったお食事サービス券でお茶して、両替して、搭乗案内を待つ。

そんなことしてる間に空が明るくなってきた。

まさかこんな目に遭うとはねぇ・・・

すっごい遅れっぷり

どーでもいいけど、中国語でホノルルって書くとこんなカンジなんだねー。

というわけで、ドタバタだったけど、無事機上の人になることができました。

＜つづく＞